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June 09, 2018

41年ぶり無敗の北米三冠

何日ぶりかで目覚ましをかけないで寝た。それでも早くに目覚めてしまうんだけど。窓を開けて吹き込む風が熱風、というほどでもないけど不快なほどにあたたかい。
そしてベルモントS。ジャスティファイの勝負服がウィンスターファームの白からチャイナホースクラブの赤いのに変わっていてびっくり。すでにサンタアニタダービーから共有ではあったのだが、その前の2戦はどうだったんだろう。そしてセクレタリアト以来41年ぶり2頭目の無敗の北米三冠。アメリカンフェイロアがアファームド以来37年ぶりにようやくと思ったら、それ以来わずか3年ぶりの三冠馬。振り返れば1930年代と40年台には7頭が三冠を達成して、しかし48年のサイテーションから73年のセクレタリアトまでは25年ぶり。その70年台には77年シアトルスルー、78年アファームドと3頭の三冠馬がいた。こうしてみると三冠馬が出るときは立て続けに出るけど、出なくなると20年も30年も出ないという周期があるらしい。2着のグロンコウスキーにもびっくりだ。イギリスのオールウェザーから移籍して北米初戦。無事にケンタッキーダービーから出走できていればどうだったか、と思うとちょっと残念ではある。

競馬●G1ベルモントS(ベルモント12F,3yo):ジャスティファイが後続を寄せ付けず逃げ切り。グロンコウスキーは前半1頭だけ離れた最後方を追走、3〜4コーナーラチ沿いから位置取りを上げると直線2番手で前を追ったが1 3/4馬身差まで。さらに1 3/4馬身差3着にホフバーグ。●G1マンハッタンS(ベルモント芝10F,4&up):13頭立て10番手を追走した伏兵スプリングクオリティが直線大外から差し切った。6歳ながらこれが11戦目、G1初挑戦だった。クビ、クビ、クビ、クビ、アタマ、クビ、クビ、クビという大接戦で2着は最後方から押し上げたサドラーズジョイ。3着は2番手追走のハイハッピー。人気のビーチパトロールは最下位13着。●G1メトロポリタンH(ベルモント8F,3&up):逃げた人気のビージャージーが、ゴール前迫ったマインドユアビスケッツをハナ差でしりぞけた。一昨年メイダンでデビューして北米ではメイドン勝ちから6戦5勝2着1回。G3スティーヴセクストンマイルから連勝。5 1/4馬身離れて3着にリムジンリベラル。●G1ジャストアゲームS(ベルモント芝8F,4&up f/m):3番手から直線を向いて先頭に立ったアレイヴィングビューティが勝利。ドイツ産でG1リディアテシオ賞2着などがあり、北米移籍2戦目での初重賞勝ちがG1。3/4馬身差2着にプロクターズレッジ。逃げたルルは半馬身差3着。●G1エイコーンS(ベルモント8F,3yo):3番手追走の断然人気モノモイガールが4コーナーで外に持ち出すと直線余裕で抜け出した。グレード4連勝でG1は、アシュランドS、ケンタッキーオークスから3連勝。前で競り合った1頭トークヴーヴトゥミーが2馬身差2着。4 1/4馬身差3着にジオゲーム。●G1オグデンフィップスS(ベルモント8.5F,4&up f/m):向正面で先頭に立った人気のエーブルタスマンが直線で追い出すとあっという間に突き放し、2着アイヴィーベルに7馬身半差をつけて圧勝。昨年のCCAオークス以来の勝利でG1・5勝目。これもボブ・バファート、マイク・スミス、チャイナホースクラブ。1 3/4馬身差3着にアンブライドルドモー。ベルモントSの売上。$72,702,815は、2015 年($75 million)、2014年($83 million)に次ぐ史上3位。1日の売上$137,954,895は、2014年トナリストがカリフォルニアクロームを負かしたときの$151,109,373に次ぐ、NYRAとしては史上2位。

本日のワイン●カヴァはアシエンダ・デル・カルチェ・ブリュット。アサリの白ワイン蒸しをつくるのにあけたバロン・ド・ボーラン・ブラン2016。800円でそうとう美味しい白。

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Comments

周期で言えば、近々にもう一度あるかも知れませんね〜。二度あることは三度ある、のでしょうか。

Posted by: 入江たのし | June 11, 2018 at 02:43 PM

また近いうちにベルモントS行く計画をたてましょう。
それよりわたしは今年、ジャスティファイが出るであろうブリーダーズCが見られないのがなんとも残念です。
京都のJBCと日程がかぶっているので。

Posted by: さいとー | June 11, 2018 at 06:08 PM

Justifyは2016年のキーンランド・セプテンバーセールにおいてチャイナホースクラブが落札しています。
デビュー戦はウィンスターファームの勝負服、2戦目はチャイナホースクラブの勝負服でした。

今年のフロリダダービー勝馬Audibleは、2017年ファシグティプトン・フロリダ・2歳トレーニングセールにおいてチャイナホースクラブとウィンスターファームの連名で落札されています。

タンパベイダービーの勝馬Quipは、ウィンスターファームの自家生産馬ですが、これもチャイナホースクラブとの共同所有になっています。

この2者のパートナーシップは最近多いですね。

Justifyにはクールモアグループが7500万ドルとも言われる高額オファーをかけている様ですが、ウィンスターファームも種牡馬事業を行っているので動向が注目ですね。

Posted by: いなりわん | June 12, 2018 at 06:00 PM

いなりわんさん。
なるほど、ジャスティファイはデビュー前からチャイナホースクラブでしたか。
たしかに最近はウインスターファームとの共同所有が多いですね。

Posted by: さいとー | June 16, 2018 at 08:43 AM

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