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November 01, 2014

受難のシェアドビリーフ

Karakontie月曜日のJBC中継の準備などもあって引き続き会社。ブリーダーズCはネットで見ていてもテンションが上がる。今年からマラソンがシリーズから外れ、結局G1に格付けされた13レースがブリーダーズCとして残ったと。この日最初のレース、ジュベナイルフィリーズは、なんと最低人気のテイクチャージブランディが逃げ切って大波乱。さすがのウェイン・ルーカスはこれでBC・20勝目。6.5Fのターフスプリントではボビーズキトゥンの4コーナー最後方から直線一気はシビレた。そしてマイルは日本産のカラコンティが勝利。昨年のジャンリュックラガルデール賞、今年のプールデッセデプーランに続いて、欧米をまたいでG1・3勝という快挙。実況で「カラコナイト」と発音していたのは綴りを「Karakonite」と勘違いしていたんだろうなあ。正しくはKarakontie。レース直後に解説の人から訂正されていたようだが。日本産馬がはじめてブリーダーズCを勝ったということ、母父がサンデーサイレンスということでは、レース直後の解説でも、その他報道でも目立つように取り上げられていたという、日本だけでなく世界的な注目事項なのだろう。無敗のシェアドビリーフが4着に負けたクラシックは、7頭出走した3歳馬のうち6頭が上位6着まで独占という結果。ゼニヤッタとか牝馬が強くなったころから牡馬の古馬戦線は長期的な凋落という感じ。それにしてもシェアドビリーフは前走に続いての受難というか、隣枠の勝ち馬にスタートでぶつけられるように前をカットされて中団からという競馬となり、さらにまわりをがっちり囲まれてという道中で、さすがにやる気をなくしたんではないだろうか。スタートでの件は審議になったものの着順に変更なし。

競馬●G1・BCジュベナイルフィリーズ(サンタアニタ8.5F,2yo f):最低人気テイクチャージブランディが逃げ切り勝ち。中団から直線外を伸びて迫ったトップディサイルが半馬身差2着。さらに半馬身差でワンダーギャル。人気のアンジェラレネーは見せ場なく10着。●G1・BCフィリー&メア・ターフ(サンタアニタ芝10F,3&up f/m):後続を引き付けて逃げたデイアトザスパが直線差を広げて完勝。ファーストレディーSからG1連勝で3連勝。ステファニーズキトゥンが中団から迫ったが1 1/4馬身差2着。半馬身差3着にジャストザジャッジ。イギリスから遠征し人気となったダンクは4着。●G1・BCフィリー&メア・スプリント(サンタアニタ7F,3&up f/m):昨年2着で人気になったジュディザビューティーが4番手から直線半ばで先頭に立って押し切った。外から伏兵ベターラッキーが迫ったがアタマ差2着。3馬身差3着にサンキューマリールー。人気を分けたストーンタスティックは逃げたものの4着。●G1・BCターフスプリント(サンタアニタ芝6.5F,3&up):なんと最終コーナーを最後方でまわったボビーズキトゥンが大外一気を決めた。チャド・ブラウンは今年のBCで3勝目。好位からゴール前で一瞬先頭に立った人気のノーネイネヴァーは半馬身差2着。デットーリは勝ったと思ったであろう。ハナ差3着にアンドラフティッド。●G1・BCジュベナイル(サンタアニタ8.5F,2yo c/f):1頭だけ離れた最後方を追走したテキサスレッドが3〜4コーナーで一気にまくって直線で突き抜けた。やはり馬群の後方から伸びてきた人気のカルペディエムだが6馬身半差2着。ハナ差3着にアップスタート。●G1・BCターフ(サンタアニタ12F,3&up):中団追走のフリントシャーが直線半ばで先頭に立ちかけたところ、直後を追走していたメインシーケンスがとらえて半馬身差で勝利。芝のG1・4連勝。1 1/4馬身差3着にトワイライトエクリプス。イギリスから遠征した人気のテレスコープは4着。ブラウンパンサーはブービー11着。●G1・BCスプリント(サンタアニタ6F,3&up):2番手から直線を向いて先頭に立った伏兵ワークオールウィークがそのまま押し切った。ゴール前迫ったシークレットサークルが半馬身差2着。1 1/4馬身差3着にプライヴェートゾーン。人気になった香港のリッチタペストリーは最下位。●G1・BCマイル(サンタアニタ芝8F,3&up):直線、馬群の中から抜けてきた日本産カラコンティが勝利。ゴルディコワの全弟アノダンは1馬身差2着。さらに1馬身差でトレードストーム。●G1・BCクラシック(サンタアニタ10F,3&up):前3頭が行ったままの結果でバイヤーン(バイエルン)が逃げ切り勝ち。ハナ差でトーストオブニューヨーク、クビ差でカリフォルニアクローム。人気のシェアドビリーフは3馬身半離れて4着。BC全12レースの売上げは前年比3%減で105,979,291ドル。2日間の入場人員98,219は前年比4%アップで、2日間で行われるようになってからのサンタアニタではレコード。

本日のワイン●カヴァはアシエンダ・デル・カルチェ・ブリュット。赤はチェスコン、ラボッソ・デル・ヴェネト2013

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Comments

この名前、発音とイントネーションはどうなのか、とアメリカのメディアから尋ねられてテキトーに答えましたが、日本語じゃないですものね。調べたらカラコンティって、どうやら昔の酋長の苗字みたいです。ともあれ日本では走ったのか、日本生産馬は今まで何頭BCを勝ったのかなどなど質問攻め。事前にちょっと調べておいてよかったです。凱旋門賞に断然人気で出たディープインパクトもサンデー産駒で、パスキエが騎乗したレイルリンクがその時優勝したんだよ、という話はすごくウケました。

Posted by: 入江たのし | November 02, 2014 at 03:08 PM

今年はいろいろなレースで有力馬が回避した感じでしたが、13レースもあると、さすがにいろいろありますね。
カラコンティが勝ったのも、ワイズダンが回避してくれたおかげかもしれません。

Posted by: さいとー | November 03, 2014 at 04:37 AM

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