December 31, 2012
午後から大井競馬場。東京2歳優駿牝馬は07年のマダムルコントから6年連続でホッカイドウ競馬のデビュー馬が勝利。
地方騎手の勝率争いがすごいことになっていて、昨日までで山口勲30.7%、赤岡修次30.6%。そしてこの日は山口勲が5戦して勝てず。一方で赤岡修次は最後の3レースで3連勝するなど10戦5勝の固め打ち。結果、赤岡30.8%、山口30.5%と逆転。とはいうもののNARグランプリの表彰では中央の成績も含めるので、赤岡が今年中央での騎乗がなかったのに対し、山口11戦1勝でそれを含めると30.1%とさらに差がついて今年も勝率のタイトルは赤岡修次で4年連続。そして。雑賀正光調教師はこの日3勝で年間最多勝記録を290まで伸ばした。
帰宅すると例年どおり妻の妹家族やいとこなどが来て総勢6名での大晦日。ここ何年かの大晦日は年が明けるとわりと早い時間に寝ていたのだが、今年は気がつけばあっという間に午前4時。
競馬●桐花賞。後続を引き付けて逃げたロッソコルサが直線突き放して重賞3連勝。ラチ沿いで4番手に控えたマイネヴィントが内から伸びて4馬身差2着。外を伸びたジョーモルデューが3/4馬身差3着。●東海ゴールドカップ。1番人気エーシンサンダーが逃げ切り勝ち。後方3番手から向正面でスパートしたトーホウカイザーが追ってきたが2馬身半差2着。さらに2馬身半でエイシンダッシュ。●園田ジュニアカップ。後方3番手追走のエーシンクリアーが向正面からロングスパートで直線半ばで先行勢をとらえきって完勝。2着争いから抜けたのは2番手を追走していたオレタチセッカチで5馬身差。3/4馬身差3着にイチノバースト。●東京2歳優駿牝馬。4番手集団の外を追走した人気のカイカヨソウが直線を向いて先頭に立ってそのまま押し切った。ゴール前迫ったケンブリッジナイスが半馬身差2着。2番手から3コーナー手前で先頭のサブノハゴロモが1 1/4馬身差3着。カツゲキドラマは3~4コーナーで先団のうしろまで進出したが直線離されて4着。●高知県知事賞。中団を追走したグランシュヴァリエが2周目1~2コーナーで内から先頭に立つと、あとは差を広げるばかりで2着に2秒9の大差をつけて圧勝。先行2頭の2着争いは赤岡に乗り替ったヒロカミヒメ。1馬身差で福山のエイユートルネード。●北米の騎手賞金リーディングはラモン・ドミンゲス。調教師はトッド・プレッチャー。
本日の酒●カヴァはフィズ・フィズ・フィズ・ブリュット・ブランコ
料理がワインでは太刀打ちできないものばかりだったのであとは日本酒。ふるさと宮城プラザで購入。
気仙沼の角星、金紋両國特別純米にごり酒 船尾灯
千田酒造、特別純米酒 栗駒山
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December 30, 2012
例年どおり午後からふるさとコーナーでばんえい競馬の場立予想。で、大井のメインは東京シンデレラマイル。たしかにピンポイント予報では18時のところが「強い雨」になっていたのだが、ほんとにこの時期にこんな本格的な雨になるとは。それにしてもエンジェルツイートはどうしてああなっちゃったんでしょうか。馬場入場から抑えられない感じだった。最終レース終了後、雨のためトゥインクルステージに場所を変えて行われた探偵オペラ・ミルキィホームズとかいう子たちのイベントがすごいことになっていた。へー、そんな世界があるんだとおじさん目がテンになっちゃうレベル。そういえば園田競馬場での維新伝心のイベントでもあんなふうに盛り上がってる男子が約2名(^_^;)いたなあ。新宿に移動して古くからの競馬仲間の集まりでこの日恒例となってる焼肉。いつもは府中でやってるのでぼくは参加したことがなく初合流。最近はめったに行かなくなった焼肉、おいしゅうございました。
競馬●ライデンリーダー記念。3番手外を追走のピッチシフターが3コーナー過ぎで先頭に立ち、そのうしろにいたユーセイクインサーが4コーナー手前で外から並びかけると2頭の叩き合い。最後はピッチシフターがクビ差も余裕のある感じで勝利。最後方追走で向正面からロングスパートのウォータープライドも直線で迫って半馬身差3着。●東京シンデレラマイル。スタートでバカついて出遅れたエンジェルツイートは、スピードの違いで一気にハナを奪ったものの直線失速。すんなり2番手のミヤサンキューティが直線で先頭に立ってそのまま押し切った。3番手追走のサクラサクラサクラが1馬身半差2着。1 3/4馬身差3着にマニエリスム。ハルサンサン4着。●ヤングチャンピオンシップ。雪の軽馬場で第2障害直行。先頭はソウクンボーイで、ダイコクパワー、ショウチシマシタらが続いたが、ソウクンボーイは後続に迫られながらも逃げ切って勝利。障害で差のない4、5番手だったアグリナデシコ、ヨシムネがぴったり馬体を併せたまま伸びてそのままのゴールは2着同着。●G3ロバートJ.フランケルS(サンタアニタ芝9F,3&up f/m):4コーナーまで最後方だったカラーバが直線大外からまとめて交わして去って勝利。4番手を追走していた1番人気ティズフラーテイシャスは1 1/4馬身差2着。さらに1 1/4馬身差3着にモアチョコレート。●引退・種牡馬入りが決まっているコイルだが、現役最後のレースとして1/5のG2サンパスカルSに出走する。
本日の酒●本日もダバダ火振のお湯割り。
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December 29, 2012
天候にもめぐまれた東京大賞典。馬券売り場はそうでもないが、飲食店はほとんどのところが長蛇の列。馬券発売の主たる部分はネットへ、競馬場を盛り上げるのはこうしたお祭りの特異日をつくるという方向でいいんじゃないだろうか。オーストラリアなんかの競馬場みたいに。ハタノヴァンクールは4コーナーラチ沿いぴったりを回ってきて、おそらく南関東のトップジョッキーしかできないコース取り。やっぱり騎手かなあという1、2着。ワンダーアキュートは残り100メートルのあたりでがくっと下がって、ローマンレジェンドとぶつかってたんだろうか。引退セレモニーでは、戸崎騎手がしばし絶句。結婚式とかもそうだけど、当事者が感動しているのを見ると感動する。それにしてもJBCクラシックに続いて○田の3人の決着だった。馬はワンダーアキュートしかかぶっていないのだが。
競馬●東京大賞典。フリオーソはマイペースの逃げに持ち込んだが直線で後退。代わってローマンレジェンドが先頭に立ち、追ってきたワンダーアキュートが並びかけて一騎打ちかに思えたが、ゴール前でローマンレジェンドがワンダーアキュートを競り落とす。内から迫ったハタノヴァンクールが半馬身差で2着。ワンダーアキュートはアタマ差3着。
本日の酒●ダバダ火振りをお湯割りで。
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December 28, 2012
フリオーソのラストランが明日。さすがにこの先が決まっているだけに全盛時と同じような目いっぱいな仕上げはしていないだろうが、もし勝つようなことがあれば、今年は地方馬にGI・JpnI勝ち馬がいないだけに5度目の年度代表馬はほぼ間違いない。今年の地方馬は、牝馬はラブミーチャンやアスカリーブルやクラーベセクレタなどそこそこ活躍したものの、古馬の牡馬にグレード勝ちがなく、フリオーソのJpnIでの2着と3着が最上位の成績。ほかにJpnIで3着以内という馬がなく、JpnII・IIIでの2着は東京スプリントのフジノウェーブ、さきたま杯のナイキマドリード、オーバルスリントのトーセンアレス、白山大賞典のナムラダイキチのみ。となればフリオーソが東京大賞典でどんな結果であっても4歳以上最優秀牡馬に選ばれる可能性はかなり高いのではないか。2歳から8歳まで、現役を通してすべての年で世代ごとの最優秀馬に選出されつづけたとなれば、それはものすごいこと。
競馬●昨年のハスケルなどG1・2勝のコイルがカリフォルニアのMagali Farmsで種牡馬に。種付料は5,000ドル。●チリからアメリカに戻ってきたシーキングザダイヤが、来年はフロリダのブライドルウッドファームに繋養される。種付料は3,500ドル。●ケンタッキーダービー馬アニマルキングダムの父ルロワドサニモーの来年の種付料は25,000ドル。
本日休肝日。
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December 27, 2012
午前中歯医者。世間的にはそろそろ仕事納めなんだろうけど、地方競馬的には年明け最初の週末まで休める日がなく、その年末年始にそなえて今日は家にいることにした。といっても結局夜7時過ぎまで仕事してたんだけど。
競馬●1月10日からはじまるドバイワールドCカーニバルに向け世界から馬が集まりはじめているというリリース。その中の有力馬として最初にインドの馬が紹介されるというのはめずらしい。インザスポットライトという牝馬で、インド各地の競馬場のクラシックレースを勝っているらしい。そのひとつムンバイのインディアンダービー(Youtube)。楽勝。ところでIn The Spotlightで検索したら安室奈美恵が大量に出てきた(笑)。
本日のワイン●久々な気がする定番、カンパッソス・ブリュット・ナチューレ。ダバダ火振りのお湯割り。
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December 26, 2012
グリーンチャンネルの地方競馬中継でした。予想は豪快に外す。ティアップワイルドとダイショウジェットと2頭ともというのは買えない。トップハンデと1キロ差、2キロ差のワンツーという結果で、昨日のエントリが空しい(笑)。買えた可能性があるとすれば、思い切ってオオエライジンを本命にして1頭軸マルチとかか……まあ無理だ。夜はワイン飲む仲間と忘年会、というかただの飲み会。どうやって帰ってきたか覚えてない程度に酔っぱらって終電近くで帰宅。なんとなくネットを見たら青木芳之騎手が死亡という情報に動揺。自殺だったのか。釜山の競馬を見に行ったときに内田利雄さんとかといっしょにメシを食ったというたった一度の面識。かわいくてトライリンガルで才女のお嫁さんも一緒で、そのとき妊娠していたんだったか。そのすぐあとに日本に来て、日本でも一度会ったような。デイリースポーツの記事によると、その奥様は韓国に帰ってしまっていたらしい。たった一度だけでも楽しい時をともにしたことのある人が亡くなるというのは、とても悲しい。
競馬●兵庫ゴールドトロフィー。ティアップワイルドがマイペースの逃げから直線で突き放した。5~6番手を追走したダイショウジェットが直線伸びて3馬身半差2着。3コーナーから先頭をうかがったオオエライジンが1 1/4馬身差3着。コスモワッチミーが迫って4着。●G1ラブレアS(サンタアニタ7F,3yo f):離れた6番手を進んだブックレヴューがゴール前追い込み、前で競り合った2頭をとらえた。ボブ・バファート厩舎への転厩初戦。クビ、クビの差で逃げたレネーズガットジップ、断然人気マイミスオーレリア。●G1マリブS(サンタアニタ7F,3yo):好位を追走したジミークリードが、逃げ粘っていたプライヴェートゾーンを残り1ハロンでとらえ3/4馬身差をつけて勝利。リチャード・マンデラ調教師はこのレース5勝目。2 1/4馬身差3着にアンブライドルズノート。1番人気ザランバーガイは2番手を追走したものの後退して7着。●G2サーボーフォートS(サンタアニタ芝8F,3yo):僅差2番人気のサイレンティオが4番手追走から直線で抜け出し、ステークス初出走で勝利。父は日本産のサイレントネーム。外から迫った1番人気バトルフォースは半馬身差2着。1馬身差3着にプレスバロン。
本日のワイン●有楽町ワイン倶楽部にて。
高畠ワイナリー、穣-Minori- スパークリング・シャルドネ・ブリュット2009。ちょっと泡が弱くて残念
アンリ・ボワイヨ、ムルソー2009
アンリ・ボワイヨ、ブルゴーニュ・ルージュ2009
ルバイヤート、古町屋収穫プティヴェルドー2010
さらにドメーヌ・ド・ロベール2011も飲んだような。
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December 25, 2012
今年最後のグリーンチャンネル「地方競馬最前線」。兵庫ゴールドトロフィー、東京大賞典は、ともにデータ的にはガチガチに堅く収まるレース。ただそういうレースに限って荒れるときは大荒れになるのだが、さて今年はどうでしょう。ハンデ戦でも兵庫ゴールドトロフィーが堅く収まっているのは、上限59.5キロ、下限51キロというハンデの中に収めようとすると、どうしても実力差ほどハンデ差がつかないため、と結論。ようはそのハンデ差では間に合わないほど中央馬と地方馬の格差が開いてしまっているということ。兵庫ゴールドトロフィーの中継で明日(26日)もグリーンチャンネル。
競馬●金沢競馬が雪のため中止。翌日に順延。
本日休肝日。
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December 24, 2012
年末らしくゴミをまとめて捨てたり、ちょっと掃除をしたり。午後から出社して、明日、明後日とグリーンチャンネルがあるのでその仕込みとか。有馬記念が終わって東京大賞典まで今年くらい日程的な余裕があると気分的にちょっと楽。とはいうものの日々追われることはたくさんあって結局いつもの終電1本前での帰宅。さすがに今日は空いていた。
競馬●名古屋グランプリ。途中から掛かりぎみに先頭に立ったトリップが3コーナーで後退すると、エーシンモアオバーが再び先頭に立ち、追ってきたクラシカルノヴァと3番手以下を離しての一騎打ち。エーシンモアオバーが半馬身差でクラシカルノヴァをしりぞけレコード勝ち。岡部誠はダートグレード初勝利。9馬身離れた3着にオースミイチバン。ナムラダイキチは前にとりつく場面がなく4着。●中島記念。逃げたエスワンプリンスが向正面から徐々に後続を離しにかかったが、中団から追ってきたレイズミーアップが4コーナーで内から並びかけての一騎打ちは、レイズミーアップがクビ差交わして勝利。父トーホウエンペラー。エスワンプリンスをぴたりとマークして進んだデュナメスは大差の3着。●金の鞍賞。5番手追走のマインダンサーが向正面で動き、アラマサシャープも追走した。3~4コーナーから後続を離しての一騎打ちは、マインダンサーが最後までハナをゆずらずクビ差で勝利。3着にサハリ。
本日のワイン●ほんとなら休肝日にするところ、続きのキザンワイン・白2011をちょっとだけ。
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December 23, 2012
有馬記念。エイシンフラッシュの単勝と決めていたのだが、デムーロが尿管結石で当日の乗替り。昼前にその発表があったときはまだ単勝が7倍台だったのが、競馬場に着いて有馬記念のパドックを見ているうちに9倍を超えた。単勝勝負をゴールドシップに変えてかわいくプラス。最終的にエイシンフラッシュの単勝は10.0倍と。わかりやすいというかなんというか。で、ゴールドシップは最後方追走から大外を回して差し切るという完勝。皐月賞、菊花賞、有馬記念のゴールドシップのレースぶり、そして内田博幸の騎乗ぶりは、数十年ののちにもすげーと言われるんではないだろうか。10年ほど前だったか、とある競馬雑誌の連載で当時調教師だった赤間清松さんに月イチでインタビューさせていただいたことがあり、ことあるごとに「内田は超一流だから」ということを言われていた。しかし当時は石崎、的場という南関東ツートップとはまだかなり差があり、ちょっと違和感を抱きながら聞いていたのだが、今になってその言葉をありがたく思い出しております。
競馬●金沢ヤングチャンピオン。中団うしろを追走したミカワジェイドが3~4コーナー外から進出し、直線で前の4頭を交わし去って完勝。これもタイムパラドックス。1馬身半差2着にフレアリングメテオ。1番人気マイネルリボーンは3着。●ばんえいダービー。アサヒリュウセイ、ニシキトモエが同時に障害を越え、そのまま離したアサヒリュウセイが西将太とともに重賞初勝利。障害4番手のニシキエーカンが伸びて2着。テンカムソウが3着で、イレネー記念上位3頭での決着。
本日のワイン●夜は帰宅して鶏団子の味噌鍋。おいしくできました。セールで1本700円だったドゥジャン・エ・フィス、ブランドブラン・ブリュット。キザンワイン・白2011。
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December 22, 2012
年末の金曜日恒例終電近くの殺人的満員電車を避けて始発2本目で帰宅。寝酒を飲んで寝たのが朝7時半過ぎ(笑)。起きたらすでに午後1時をまわっていた。中山に行くかどうか迷って行けず。いや、始発で帰ってくることを選択した時点であきらめてたんだけど。シーギリヤガールは残念な結果で、行かなくて正解だったかなと思ったところ、熊沢の中山大障害にはちょっと感動した。やっぱり行くべきだったなあ、と。
夜。いつも利用しているワイン屋さんの社長が主催する四川中華でワインのクリスマスに3年連続で参加させていただく。燻製ちくわの揚げ物うめぇぇ。いずれ機会があれば個人的にも利用したいお店。
競馬●白嶺賞。中団から3~4コーナーで大外をまくってきたクレムリンエッグが直線で先頭に立って勝利。好位うしろから内を突いて伸びたコパノマユチャンが3/4馬身差2着。逃げた1番人気シャイニーハリアーは3馬身差3着。
本日のワイン●MON 花(モンファ)にて。
新入荷らしいRMのシャンパーニュ、ティエリー・マサン、ブリュット
小布施ワイナリー、ドメーヌソガ・ヴァン・ビオロジック・シャルドネ2011。新樽を使った後に古樽で熟成という面倒なことをするのは、樽の香りをあまりつけたくないからとのこと。肉厚だけど甲州と言ってしまうかもしれない。
ドメーヌ・シャンドラベイ、リュリィ・ブラン・レカイヨ2009
ラトゥール・ジロー、ピュリニー・モンラッシェ・シャンカネ2006
グロF&S、クロヴージョ・ミュジニー2009。本日の個人的ナンバー1はコレ。
オリヴィエ・ジュアン、シャンボール・ミュジニー・ブシェールV.V.2010。2004年が初リリースの新鋭蔵とのこと。
クリストフ・ヴォードワゼ、ヴォルネイ2010
デュポン・ティスランド、シャルム・シャンベルタン2010。シャルム=チャーミングという意味なんだそうで、「チャーミングな君にチャーミングなワインだよ」と言って女性を口説くときに使うといいと教えてもらった(笑)
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December 21, 2012
デインドリームが引退。凱旋門賞に出られず、調教師は来年のドバイシーマクラシックまでというつもりだったようだが、吉田照哉さんがこのタイミングでの引退を決断。それにしても凱旋門賞を勝つ直前に権利を取得したというのはあらためてすごいと思うし、それゆえ今年の凱旋門賞に出られなかったのは、この馬の問題ではなかっただけにつくづく残念。もし出ていたらソレミアが追い込んでくるまでもなく、オルフェーヴルが抜け出すタイミングで一緒に抜け出して2頭の叩き合いになっていたんではないだろうかと想像をめぐらすと、さらに残念。
競馬●地全協のデータベースでオッズ表示が便利になった。
本日休肝日。
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December 20, 2012
そろそろ終電がヤバイくらい混む季節。ゆえに池袋23時前の電車に乗ったのだが、これがすでに普段の金曜日終電以上の混雑具合。明日とか来週の木曜金曜とかはもっと早い時刻に帰らないといけないのか、と思うとちょっと憂鬱。帰宅して、帯広から送られてきたゴボウとニンジンで炒め鍋めいっぱいのきんぴらごぼうをつくる。
競馬●ボクタチセッカチとオレタチセッカチが同日に川崎と園田で勝った!●BCターフを勝ったリトルマイクが来年はドバイへ。シーマクラシックかワールドCか。●J.サイミーが18か月の騎乗停止と5万シンガポールドルの罰金。●ん?ゲイリー・スティーヴンスが7年ぶりに復帰するの?
本日のワイン●キザン・ファミリーリザーブ2010。
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December 19, 2012
本日も川崎競馬場。ケイアイレオーネが回避した時点でサマリーズ本命は決めていて、相手がジェネラルグラントなら馬連複は10何倍かだろうと思っていたら65倍もついていてびっくり。それにしてもサマリーズは落馬したアメイジアに直線で寄られ、ラチにぶつかってしまうのではという感じだったのが無事で何より。2着争いとは差があったからよかったようなものの、あれで追い込んでくる馬がいたらどうだっただろう。ところでああいうふうにカラ馬が寄ってきたときに、ムチで叩いて追い払うとかしたら反則になるんですかね。もちろんそのほかの馬が近くにいない場合に限られるけど。終了後、年末につき満席の店が多く、空いていた萬福大飯店へ。380円の小皿メニューとか充実していて、飲みがメインのときにもなかなか使い勝手のいい中華。グルメ系サイトを見ると接客に対する苦言が目立つけど、こういうお店に上質な接客を求めたらいかんでしょ。客だってワイワイガヤガヤ(馬ではない)にぎやかに飲むんだから。そんな萬福大飯店で大笑いの大臣事件勃発。ここで事細かに書いてもそのときの面白さは伝わらないと思うので書きませんが、知りたい人がいたら直接会ったときにでも聞いてくださいな。
競馬●全日本2歳優駿。アメイジアがスタート直後外によれて落馬。内枠からハナを奪ったサマリーズが3コーナーから後続の差を広げ、アメイジアに絡まれながらも逃げ切り楽勝。向正面で一気に仕掛けた1番人気アップトゥデイトが直線でも2番手だったが、ジェネラルグラントがゴール前とらえて3馬身差2着。アップトゥデイトは3/4馬身差3着。●エディー・アハーンらに不正疑惑。
本日の酒●萬福大飯店にて。紹興酒を燗で。帰宅して、いただきものの高知の栗焼酎・ダバダ火振をお湯割りで。
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December 18, 2012
午後イチ、都内某所で企画のプレゼン。その後、よみうりカルチャーの競馬講座全6回の最終回を川崎競馬場にて。馬券は堅いところと人気薄とが極端で難しかった(泣)。それでも当然のようにオススメしたコロッケと焼きそばにみなさん喜んでいただけたようでよかった。主催者のファンサービスに対して意見や文句を言うことも少なくないけど、実際にやってみるとファンを増やすのって難しい。
競馬●2010年にG1ヨーロッパ賞を制したスカロが種子骨骨折で引退。種牡馬に。●パイオニアオブザナイルがウインスターファームへ。●バレリーナS、サンタアニタオークスなどG1・4勝のタービュレントディセントが引退。アシュフォードスタッドで繁殖に。ジャイアンツコーズウェイをつける予定。
本日休肝日。
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December 17, 2012
土曜日のことだが、ヤケドした。会社にひとりでいるときはエアコンで部屋全体を暖めてももったいないので脚元に置く電気温風機のようなのを使っているのだが。それには熱い蒸気が出るタイプの加湿器がついていて、ちょっとボーっとして両手を椅子の両脇にだらんと下げたときに左手に違和感があり、次の瞬間にすげーあっちーことに気付いた。冷凍庫にある保冷剤でしばらく冷したものの時すでに遅し。薬指の第2関節の背の部分。キーボードを打つのには支障のない場所なのでまだよかったけど、食器を洗うときとかシャワーがとっても不便。火傷には気を付けましょうね。夜は有楽町で外飲み。
競馬●ボンネビルレコードも東京大賞典で引退。●ゴールデンイーグルファームのラリー・メイビーさんが前立腺がんのために亡くなった。69歳。
本日のワイン●有楽町ワイン倶楽部にて。おもにお隣からお持ち込みで。
グラスでグリモウ、トランカディス・ブリュット。
あらためてシャンパーニュはゴドメ、グランクリュ・ブリュット・ロゼ。やっぱゴドメうめー。本日の最高値ワイン
白はめずらしいポルトガルでカルム、ドウロ・ブランコ・レゼルヴァ2010。コデガ・ド・ラリーニョ(ロウレイロ)、ラビガト、ヴィオジーニョというまったく知らないブドウ品種。
赤はフランソワ・ラマルシュ、ブルゴーニュ・ルージュ2010。AOCブルゴーニュでもさすがの作り手
もういっちょブルゴーニュはドメーヌ・ミシェル・マニャン、モレサンドニ2007。ん?わいわい飲むにはちょっと酸っぱかったですかね。値段が半分くらいのフランソワ・ラマルシュのほうが断然よかったなかも。2007年という年もあるんだろうか。
デザートして今度はボトルでトランカディス・ブリュット。
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December 16, 2012
朝、目覚めるとハナミズタラタラ。まったく記憶がないのだが、着ていたものの散らかり具合とか眼鏡を置いた場所などから想像するに、昨夜酔っぱらって帰宅後にリビングの床で寝てしまったらしい。で、寒さで目が覚めて布団にもぐりこんだのではないかと。「選挙にはどれを持っていけばいいの?」と出がけに妻が。投票整理票のことなのだが、今までは選挙に行きなさいと言っても記憶の限りでは一度も行ったことがなかったのが、ちょっとびっくり。昼前に投票に行くと受付のところに行列ができていて、さらに普段の日曜日より人通りも多い感じなのは選挙に行く人たちだろう。それでも投票率が下がったというのはさまざまに理由がよくわからん。ハナミズは幸いにも喉とか熱とかには転移せず、夜には収まる気配。一時的に体が冷えただけだったらしくひと安心。帯広から送られてきたインカのめざめでクリームシチュー。
競馬●ヤングチャンピオン。カイロスが逃げ、やや離れた4番手を追走したイワミノキズナが向正面から仕掛けると3コーナーからは3番手以下を離して一騎打ち。終始カイロスがリードしていたが、イワミノキズナがゴール寸前でとらえアタマ差で勝利。大差の3着にサンデーライセンス。●ドリームエイジカップ。終始先行したナリタボブサップが最初に仕掛けて障害先頭。2番手にテンマデトドケ、差なくカネサブラックが続いた。ナリタボブサップはゴール上まで先頭だったが、テンマデトドケがわずかにとらえて2010年のばんえい菊花賞以来の重賞勝ち。ボブサップは砂障害をなくしたことで最後タレなくなったかも。と覚え書き。カネサブラックは3着。●G3ヴェイルディクトリーS(ウッドバインAW14F,3&up):前2頭が後続を大きく離す展開で、ヒースコートが直線でも行き脚衰えず逃げ切り圧勝。12 1/4馬身差2着にペイトン。2番手追走のクウェイジトールは直線で失速して3着。
本日のワイン●アブシディス・ブリュット。
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December 15, 2012
どなただったかのFacebookの書き込みで今日まで有楽町で『幻の馬』をやっていることを知り、原稿があと1本残っていたのだがそれは月曜日までにやればいいものなので後回しにして見に行った。本編の最初に出てきた馬が、なんと!重種(ばん馬ね)。舞台として北海道の馬産地がたびたび出てくるのだが、荷物の運搬やら人の運搬(今でいえばタクシーですな)やらいろんな場面で重種が出てきた。写真や本やネットなどでは、かつて重種は運搬に使われていたというのは知っていたけど、実際に生活に溶け込んでいるそうした場面が見られたのはよかった。トキノミノルがモデルだというからクライマックスもだいたい想像がついたし、ストーリー的にはこんなもんかという感じだったものの、バリアー式のスタートや、何より当時の中山競馬場や東京競馬場の映像が見られたのもよかった。それと。厩舎地区が火事になって大混乱の映像は、あの当時によく撮ったなと思う。馬が息絶え絶えで死にそうな場面とかどうやって演技させたんだろう。『雪に願うこと』でもそんな場面に感心したけど、それ以上に感心した。なるほどそうだろうとは思って見ていたのだが斎藤という騎手を演じてるのが若き日の二本柳俊夫さん。セリフが棒読みだった(笑)。
夜はかつてのお料理教室つながりの方々とワイン会兼忘年会を大宮のリストランテ・ベネチアにて。大宮駅に着くと駅のコンコースに目つきの怪しいスーツの人たちがところどころにいて何かと思えばたぶん私服警官。改札を出るといよいよ制服の警察官とかたくさんいて、さらに何事かと思ったが、東口駅前広場で枝野さんとかの演説が終わった直後だったらしい。
競馬●寒菊賞。2番手追走のロックハンドパワーが向正面で先頭に立つと直線突き放して圧勝。ラチ沿いを回ってきたマンセイグレネードが2着争いから抜けて5馬身差。1馬身差3着にハカタドンタク。●G1キャッシュコールフューチュリティ(ハリウッドパークAW8.5F,2yo):1番人気ヴァイオレンスが、逃げ粘るフュリーカプコリを直線半ばでとらえ1 1/4馬身差をつけてデビューから3連勝。2馬身半差3着にデンズレガシー。●G2ハリウッドターフC(ハリウッドパーク芝12F,3&up):中団5番手を追走した1番人気グランデュールが外から差し切って勝利。ラチ沿いから抜けてきたインタラクションが3/4馬身差2着。2 1/4馬身差3着にオプティマイザー。●G3ダニアビーチS(ガルフストリームパーク芝8F,2yo):単勝17倍のミスティックラヴが3番手から4コーナー手前で内から抜け出しそのまま押し切った。1番人気チャーミングキトゥンがゴール前迫ったものの半馬身差2着。1馬身差3着にニューファウンドザッパー。●G1カルロスペレグリーニ国際大賞(サンイシドロ芝2400m)はゴーイングサムホエアーが1番人気インディポイントを1馬身半差でしりぞけた。
本日のワイン●リストランテ・ベネチアにて。
泡はジェイオJEIO、プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアデーネ・スペリオーレ・ブリュットNV
マクラン、ビディビ2010。タイ(トカイ) 55%、ソーヴィニヨン45%
アンセルミ、カピテル・フォスカリーノ2011。ガルガーネガ80%、シャルドネ20%
テッレドミニ、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 2008
チェザリ、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ2005。アマローネうまいねえ。
ヴェネト州のワインのみを選んだとのこと。
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December 14, 2012
この年末になってそこそこボリュームのある企画提案書の作成にちょっと苦しむ。そして。兵庫ジュニアグランプリを勝った直後から次走は全日本2歳優駿と言っていたケイアイレオーネが回避しているのを発見してちょっとショック。
競馬●この冬はシェイク・ハムダンの主戦としてUAEで騎乗するポール・ハナガンが初日となったジェベルアリのメイン1600メートル戦で9馬身差圧勝。昨シーズンのG2マクトゥームチャレンジ・ラウンド2で2着、G2ゴドルフィンマイルで5着のハーセクで、今シーズン3戦目で初勝利。
連続休肝日。
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December 13, 2012
コロッケが食べたい。と思った夕飯。ネットで会社近くのチェーン定食屋とか弁当屋のメニューを見たのだが。コロッケ定食とかコロッケ弁当が、意外にない。なんでだろ。単に需要がないから。それとも単価が安すぎて儲からないとか。メインが別に何かで、コロッケが付きますみたいなのはあるんだけど。なぜかコロッケメインはない。しかたなく、近所で揚げ物&焼肉系を中心に弁当もやっている肉屋さん(通称ゲンちゃん)に「コロッケ2個でお弁当お願いします」と注文。ここはメニューになくてもできるものはなんでもやってくれるのよ。コロッケはたぶん冷凍ものなんだけど、以前はコロモが厚くて油っこかったのが、しばらくごぶさたしていたらコロモが薄いものになっていた。川崎競馬場のコロッケとかとは比べるべくもないけど、これなら許容範囲かも。
競馬●アニマルキングダムは来年の南半球繁殖シーズンからオーストラリアのアローフィールドスタッドで種牡馬に。2014年上半期は北半球へシャトルの予定。で、来年の上半期は予定通りG1ガルフストリームパークターフHからドバイワールドCへ。その後はイギリスに渡ってロイヤルアスコットを使う可能性も。●BCレディーズクラシック6着で連勝が途切れたオウサムフェザーが引退。アデナスプリングス@ケンタッキーで繁殖に。種付相手は未定。●カルメットファームが来年の種付料を公表。アメリケインは20,000ドル。
本日休肝日。
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December 12, 2012
午前中歯医者。午後から浦和競馬場へ。ずっと食べたいと想い焦がれているタマシャモ弁当にいまだありつけず。ゴールドカップのナイキマドリードは、ほかに重賞勝ち馬はディアーウィッシュだけというメンバーで、しかも得意の浦和コースとはいえ、直線までほとんど追われることなくまったくの楽勝だった。次はさらに長い距離を使う計画もあるそうで、たしかにこの走りならとも思うが、今年2戦したマイルはともにかなり離されての負け。それが単に相手関係によるものなのか、それともやっぱり距離なのか。サクラロミオ本命はちょっと情けない予想だったが転入初戦の休み明けでプラス22キロでは。雑務が溜まりまくっているため出社。この時期、週中ならまだ終電近くでも混雑具合は普段どおり。
競馬●浦和・ゴールドカップ。内枠からハナのナイキマドリードが直線でも楽に後続を突き放して連覇。3番手から3~4コーナーで直後に迫ったタマモスクワートだが直線で再び離されて4馬身差2着。さらに4馬身差3着にナムラブレット。●雑賀正光調教師が昨年の年間最多勝記録を更新。
本日のワイン●続きでドメーヌ・ド・ロベール、VDP d'OC 2011。
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December 11, 2012
香港国際レースだった日曜日。シンガポールでの共有馬ギャラクシーエクスプレスがひっそりとデビューして8着。セレクトセール出身馬でぼくにとっては1/20でも清水から飛び降りるくらいの価格。この時期の北半球産の2歳馬は半年先に生まれている南半球産馬と走ることになるのでまだまだこれから。
午後からグリーンチャンネル『地方競馬最前線』。ありがたいことに来年で5年目。終了後の忘年会は焼肉。早めの帰宅。大根がどうにも処理しきれないくらいな在庫なので、ネタの半分以上が大根のおでんを仕込む。おでんとか、ダシの文化のある国に生まれてよかったと思う瞬間。
競馬●バルバロの全弟ニカノールがメリーランド州のシャムロックファームで種牡馬に。18戦4勝。種付料2500ドル。●チェルトナムゴールドCを2勝、キングジョージVIチェイスを5勝した障害のスーパースターKAUTO STARが乗馬でオリンピック金メダルを目指す。
本日のワイン●焼肉の飲み放題コースでグラスワインとマッコリ。帰宅してドメーヌ・ド・ロベール、VDP d'OC 2011。
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December 10, 2012
ロードカナロアの快挙を見て。香港スプリントを勝てばそれは世界ナンバー1のスプリンターと言ってもよく、レース翌日のサウスチャイナモーニングポストでは、「ブラックキャヴィアとヘイリストが休養中の現在、ロードカナロアがスプリントの暫定世界一」というような書き方をしていた。翻って日本には、ドバイ、凱旋門、ブリーダーズCなどように、「このレースを勝てば世界一」と言えるようなレースがない。卑屈な見方をすればジャパンカップダートを勝てば砂(ダートではなく)の世界一と言えるか。さらに。JCやJCダートが、「外国馬には勝つのが難しいレースだから外国馬が来なくなったと」いう言われ方をするけど、最強を自負する馬ほど勝つのが難しいレースに挑んでくるのが普通ではないのか。勝つのが難しいからではなく、たとえ賞金は高くても勝つ魅力に乏しいから外国馬が来ないんじゃないのか。と、ロードカナロアが勝ったあとの関係者のコメントとか地元マスコミの評価を見て思ったのでした。
競馬●笠松が雪で中止。●小久保智調教師が今年113勝目で南関東の調教師年間最多勝記録更新。●人が多いと思った香港国際レースは入場70,173名でレコードだった。レッドカドーで香港ヴァーズを勝ったジェラール・モッセは香港国際レース最多の8勝目。以上サウスチャイナモーニングポストの記事より。
本日のワイン●香港のキャセイのラウンジにて(23番ゲート手前は狭くてイマイチと覚え書き)。シャンパーニュはピペ・エドシック。CXのCにて。ドメーヌ・デ・マランド、シャブリ2009。赤は往路と同じくシャトー・ド・メゾン・ヌーヴ、モンターニュ・サンテミリオン2009。
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December 09, 2012
シャティン競馬場がいろいろ変っていてちょっとびっくり。VIP席が大幅拡張されていて、外国人エリアの席がものすごく狭くなっていた(たしかに今までは席が余ってたけど)。狭くなったのを別としても今日はお客さんが多かった。両替窓口がなくなっていて、代わりにシティバンクの両替が入っていた。今年はプレスルームの冷房を切っていたのか快適な温度だった。今後とも冷房は入れないようお願いしたい。
ロードカナロアの香港スプリント勝利は、日本人だけでなく現地の伝え方でも「香港スプリントをはじめて日本の馬が勝った」的な表現が多く、それを意識していたのは日本人だけではなかったんだなあと。対照的にカレンチャンはダッシュがつかず最後方からとなった上に直線では進路を探すような感じで7着。去年くらい走ればメンバー的にワンツーも可能だったろうに残念。
香港ヴァーズ:4番手のレッドカドーに、直後でマークしたジャガーメイルが直線を向いて並びかけると、残り200mあたりから2頭が抜け出しての叩き合いは、レッドカドーが短頭差で勝利。ジャガーメイルはまことに惜しい2着。ゴール前でミアンドルが迫って3着。
香港スプリント:好スタートから3番手を追走したロードカナロアが残り100mで抜け出し完勝。逃げたセリーズチェリーが2馬身半差2着。3着キャプテンスイート。スタートでダッシュがつかず最後方からとなったカレンチャンは7着。
香港マイル:中団を追走した1番人気グロリアスデイズが残り200mで抜け出したが、後方3番手から伸びたアンビシャスドラゴンが差し切った。グロリアスデイズは3/4馬身差2着。サダムパテックは中団まま6着。3番手の絶好位かと思われたグランプリボスは直線失速して最下位12着。
香港カップ:4番手の内を追走したカリフォルニアメモリーが残り150mあたりで抜け出し昨年に続く連覇。後方から直線伸びてきたジオフラが1馬身差2着。3着アルコポップ。
競馬●北上川大賞典。4番手の内を追走したマイネヴィントが3コーナー手前で先頭に立つと直線突き放してレコード勝ち。直線伸びてきたコアレスランナーが1 1/4馬身差2着。3コーナーから勝ち馬の直後をぴたりと追走したトーホクキングだが、4コーナーから徐々に離されて半馬身差3着。●中日杯。3番手追走のナムラダイキチが抑えきれず向正面先頭。軽く追われただけで今回も大差圧勝。離れた4番手集団を進んだなかからアポロヴァンドームが2着。クビ差でウインク3着。タートルベイはまったくいいところなく10着。●金沢競馬、第1、2レース取止め。●ナショナルデイカップ(アブダビ芝1600m,TB 3&up)シェイク・ハムダンのダーバースが今シーズン2連勝。4 1/4馬身差2着にシェイク・アーメドのジャースースJaasoos。●G1ナショナルデイカップ(アブダビ芝1600m,PA 4&up):アブダビのシェイク・マンスールのアリームが今季2連勝でG1初制覇。昨シーズンG1・2勝のナイシャンが6馬身半差2着。
本日のワイン●楓林小館にお持ち込み。
泡はKさんの馬券の儲けでシャンパーニュ。ピペ・エドシック、ブリュット。
白は新進の若い作り手、バンジャマン・ルルー、ブルゴーニュ・ブラン2007。
ニュージーランドのクラウディーベイ、テココ2009。ものすごい厚みのあるソーヴィニヨンブラン。
そして赤。2年前にも同じような状況で飲んでいるニュージーランドのサンディハースト、ピノノワール2007。
中華にはシャトーヌッフでしょのドメーヌ・ロンシエール、シャトーヌッフデュパプ2006。
これもKさんの馬券より。ドメーヌ・ルイ・ラトゥール、アロース・コルトンAloxe-Corton ANNEE 2004。これ、おいくらだったんでしょう。ありえない安さだったような。
ドメーヌ・シャンドン、シラーズ2009。シャンドンてオーストラリアで赤もつくってるんだ。
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December 08, 2012
香港へ。午前中のほぼ同じ時間帯の羽田発JAL便は離陸が遅れた上に飛行時間も余計にかかったらしいのだが、キャセイはまったく遅れることなく、むしろ定刻よりちょっと早めに到着。宿は久々の香港島で銅鑼湾のエクセルシオール。12月の香港の街中はすごい人。街中で便利だけどシャティンのハイアットリージェンシーの落ち着いた感じに慣れちゃったのであっちのほうがいいかも。競馬場も近いし。夜は香港在住K氏夫妻と日本からのAT氏と4名で尖沙咀の北京料理「鹿鳴春」。香港で日本的な餃子初めて食ったかも。皮がもちもち。しかし満腹で1個しか食えず残念。かなり飲んで食って4名で合計1,000香港ドル弱。安っ。
競馬●G1ハリウッドスターレットS(ハリウッドパークAW8.5F,2yo f):離れた最後方追走のピュアファンが4コーナー大外をまくって直線一気に前をとらえた。逃げたブロンドフォグが1馬身差2着。2馬身差3着にスカーレットストライク。断然人気エグゼクティヴプリヴィレッジは3番手から3~4コーナーで前に迫ったものの直線後退して4着。●G2バヤコアS(ハリウッドパークAW8.5F,3&up f/m):5番手から4コーナーで外を回ったレディーオブフィフティーが直線半ばで抜け出しグレード初勝利。後方から直線伸びたオープンウォーターが3 1/4馬身差2着。1番人気イングロリアスは3番手から前をとらえにかかったものの半馬身差3着。●G3シュガースワールS(ガルフストリームパーク6F,3&up f/m):前走BC F&Mスプリント2着で断然人気のダストアンドダイアモンズが3コーナー手前で先頭に立つと徐々に後続との差を広げて完勝。2 3/4馬身差2着にゴールデンミステリー。1 1/4馬身差3着にナカノ。●香港ヴァーズ。シームーンが取消。
本日のワイン●羽田国際線のサクララウンジにて。南アのグラハムベック・ブリュット。赤みがかった黄金色でビールみたい。ただ泡はちょっと弱い。
CXのCにて。シャンパーニュはアンリオ・ブランドブラン。白はニュージーランドのクーパーズクリーク、マールボロ・ソーヴィニヨンブラン2011。見事に青臭いSB。赤はシャトー・ド・メゾン・ヌーヴ、モンターニュ・サンテミリオン2009。かなり好きなタイプのサンテミリオン。
鹿鳴春にて。青島ビール。ほぼ原価のジェイコブズクリーク、シラーズ・カベルネ2009。紹興酒。
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December 07, 2012
そういえば浦和の小久保智調教師が5日の船橋で今年112勝目を挙げて、南関東の年間勝利数記録に並んだことがあんまり話題になりませんね。まだ更新じゃないからか。そんななかで高知の雑賀正光調教師は264勝。昨年の265勝を超えるのは確実で、今年の目標と言っていた266勝まであと2つ。
そして師走の金曜日。明日香港行きにつき会社から持ち帰る荷物もたくさんあり、殺人的混雑になる前に23時前の電車で帰宅。
競馬●香港カップに出走予定だったシリュスデゼーグルが木曜日の調教中に左前脚の繋靭帯を怪我して回避。
連続休肝日。
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December 06, 2012
オオエライジンが地元馬同士ではじめて負けた。競っていた相手があまりにも早く脱落して、「イヤイヤ抜け出した」ということをキムタケさんが言っていたんだけど、いやいやながら抜け出すという感覚があるんだなあと思った。前走JBCスプリントに比べてペースがあまりにも遅く、久々に馬が最後までハミをとらなかったと。力の差があまりにもありすぎたから負けてしまったということか。そういう意味ではオルフェーヴルがソレミアに差されたのと似てるかも。そして船橋では高知のタンゴノセックが8番人気で総の国オープンを勝った。去年の報知オールスターCで3着とかあるので、このメンバーなら勝ってもまったくおかしくないんだけど、ある程度年齢も実績も重ねた馬が、レベルの低い地域に移籍したときに、力をつけるどころか維持するだけでも普通は難しいのに、高知の場合は他地区の重賞やダートグレードに遠征しながらそれを実現しているところがスゴイと思う。それにしても総の国オープンの1着賞金400万円は高知県知事賞3勝分だ。そーいえばアドマイヤインディのクイーン賞3着も420万円だ。
競馬●園田金盃。ハナに立ったオオエライジンだが、追走した組が後退してからはハミがかからず。最後方から3~4コーナーで外をまくってきたニシノイーグルに差し切られ半馬身差。5馬身離れた3着にパーフェクトラン。●バーベキューエディーがメイダンのAWマイル戦で今シーズン2連勝。1/10のG2マクトゥームチャレンジ・ラウンド1へ。●半年の騎乗停止処分を受けてのデットーリ。●クレイボーンファームに繋養されていたプルピットが死んだ。18歳。●BCターフを勝ったリトルマイクがドバイシーマクラシックへ。デュラハンはドバイワールドCへ。●ビュレットトレインの繋養先は、ウインターグリーンスタリオンステーション。種付料は7500ドル。
本日休肝日。
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December 05, 2012
誕生日でした。高校か大学のころ、21世紀になったら37歳なんだ、と考えたことがあって、そのときはだいぶ先のことで想像すらできなかった。ところが。そこからさらに11年も経ってしまいました。世間一般ならあと12年で定年ですよ。ああびっくり。船橋競馬場へ。クイーン賞はホエールキャプチャが本命だったので向正面で終了。それにしても高知はここで爆発しましたか。宮川実も馬主さんもすごいよろこんでいたのはよかった。終了後は仕事を残していたので出社しようと思っていたのだが、「誕生日でしょ」というありがたいお言葉が。「池袋ならいいよ」と言ったらホントに池袋に移動して飲むことになり、途中わたしだけ2時間半ほど中抜け。21時半ごろ再度合流したら、何やら隣のテーブルの方と仲良くなって一緒に飲んでいるという状況。するとそのひとりの方とはものすごい共通の知り合いがいたという。いや、世間は狭い。
競馬●クイーン賞。好スタートからレッドクラウディアが逃げ、5番手からクラーベセクレタが4コーナーで外から並びかけた。しかし直線ではレッドクラウディア突き放し、クラーベセクレタに4馬身差をつけ圧勝。後方集団を追走した高知のアドマイヤインディがラチ沿いからするすると上がって1馬身半差3着。4着ハルサンサン。アスカリーブル9着、エミーズパラダイス10着。ホエールキャプチャは向正面から手応え悪く13着。●デットーリの騎乗停止は6か月。来年5月19日まで。
本日のワイン●泡はフランスのブランドブランだったけど銘柄メモ忘れ。赤はカリフォルニアでゼラバックエステート、メルロー2007。値段のわりにはけっこうしっかり。
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December 04, 2012
フリオーソ引退の発表があり、ツイッターなどが一時まつりとなった。年度代表馬に4回という言われ方、書かれ方をするけど、それ以上に2歳から昨年の7歳時まで6年連続で世代別の最優秀馬をとりつづけたということもスゴイと思う。その6年間、もしフリオーソがいなければNARグランプリの受賞馬はどうなっていたでしょうね。現実に今年は全日本2歳優駿か東京大賞典で地方馬が勝たなければ、年度代表馬はJpnII、IIIレベルの争いになる。もちろんフリオーソが最後に勝ってくれればそれに越したことはないけど。引退式を楽しみというのはどうかと思うけど、さすがに8歳までこれほどコンスタントに活躍をつづけたのだから、あとは無事で。
競馬●北米2歳リーディングサイヤーとなったヘニーヒューズが、オーストラリアからケンタッキーに戻る。リースの形でウォルマックファームへ。種付料は7500ドル。
本日のワイン●ちびちびと寝酒に続きのパンゴリン・シャルドネ2011。
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December 03, 2012
都内某ホテルにて某馬主協会忘年懇親会におよばれ。メインのゲストが細川たかしさんで、こうした時の常として同じレコード会社の若手歌手が前座として出てきた。確かに歌はうまいのだが、その後に出てきた細川たかしさんの存在感がやっぱ圧倒的。なるほど七分程度で一流の芸をするのが超一流なのだなというようなことを思ったのだが、それは物書きもしゃべるのも同じ。そんなことを考えながら北酒場とか矢切の渡しとかを聞いた。それにしても望郷じょんからは曲の展開の仕方がラウンドアバウトかクリムゾンキングの宮殿かタルカスかというくらい壮大。プログレッシブロックならぬ、プログレッシブ演歌(笑)。
競馬●カールトンハウスは、香港カップのあとオーストラリアに移籍。女王陛下の所有馬がオーストラリアで調教されるのは初めてのこと。●エンパイアメーカー産駒でG1スピンスターSを制したインランジェリーが引退。フランケルをつける予定。
本日のワイン●忘年懇親会ではシャンパーニュと赤ワイン。帰宅してパンゴリン・シャルドネ2011。
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December 02, 2012
JCダートの取材で阪神競馬場へ。最近はマイル修行のため園田とか阪神へは飛行機で行くことが多いのだが、今年はノルマを達成したこともあって新幹線で。東海道新幹線はできるだけ使いたくない理由もあるんだけど、飛行機と比べて寝たい時に寝られるし原稿を書く時間もあるしで、あらためて見直した。ワンダーアキュートが前走で減っていた21キロをそのままそっくり戻してたのはどうかねえ、と思ったけど、ちゃんと自分の走りはしたかな。直線で前が壁になるとかはあったけど、あれがなくても今日のニホンピロアワーズにはたぶん勝てなかったと思う。支えてくれた人たちへ感謝のGI初制覇はよかった。
競馬●福山王冠。2頭の先行争いから先頭はマイネルプレジャー、外のキモンエンジェルは半馬身ほどの差で2番手を追走。2頭は最後までぴたりと離れることなく、マイネルプレジャーがクビ差で振り切った。3番手の内を追走したアグリノキセキが3馬身差3着。●ばんえいオークス。最初に仕掛けたカツダイヤが障害先頭で、タカラハヤヒメが続いた。2頭がゴールまで競り合い、じりじりと前に出たタカラハヤヒメがわずかの差でカツダイヤを振り切った。障害6番手のマゴコロが3着。障害3番手の1番人気ニシキウンカイは4着。●G3ヴァーノンO.アンダーウッドS(ハリウッドパークAW6F,3&up):BCスプリントで3着だったスマイリングタイガーが1番人気にこたえて今年初勝利。逃げたプライヴェートゾーンが1馬身差2着。半馬身差3着にキャピタルアカウント。●イギリスの平地競走で来年から斤量の下限を2ポンド上げて8ストーン(50.8キロ)にする。●昨年のG1ウッドメモリアルSを勝ったトビーズコーナーが日高スタリオンステーションへ。
本日のワイン●帰宅して。ノストラーダ、シルヴァーラベル・レゼルヴァ2003。半端にワインがなくなったのでワイルドターキーをロックで2杯。
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December 01, 2012
ネイティヴダイヴァーSを勝ったゲームオンデュードは、オウサムアゲイン産駒としてゴーストザッパー、ジンジャーパンチに次ぐ3頭目の300万ドルホースに。鞍上がマイク・スミスになったのはいろんろな意味で興味深い。それと。レース名に<Presented by the Oak Tree Racing Association>がついているのだが、サンタアニタの秋開催の主催を撤退してもオークツリー競馬協会って存在してたのか。
競馬●水沢・プリンセスカップ。中団追走のブリリアントロビンが直線馬群の狭いところを割って抜け出し差し切った。逃げたワタリルーブルが1馬身差2着。3/4馬身差3着に北海道のミネサランサジャ。●G3ネイティヴダイヴァーS(ハリウッドパークAW9F,3&up):BCクラシック7着だったゲームオンデュードが断然人気で逃げ切り勝ち。2番手追走のノニオスが1 1/4馬身差2着。連覇のかかったケトルコーンは4 1/4馬身差で3着。4着リチャーズキッド。●チャールズウィッティンガムメモリアルH3連覇やパシフィッククラシックなどG1・6勝のアクラメーションが引退。カリフォルニアのオールドイングリッシュランチョで種牡馬に。種付料2万ドル。
本日のワイン●客人あり。トマト煮込みハンバーグをつくった。エメンディス・ブリュット・ナチューレ。続きのシャトー・ソーリエール2007。ノストラーダ、シルバーラベル・レゼルヴァ2003。
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