写真撮影と競馬場の空気
昨夜は鵡川での宴のあと地元のみなさんが2軒目に行くのを見送り、千歳のホテルにチェックインしたのが午前1時近く。今回はたまたまエアポートホテルで助かった。最近よく利用しているハイパーホテルだとチェックインが23時までしかできないので。と覚え書き。以前ならこのままがんばって原稿を書くところだけど、眠くなってしまうと非効率的なので、すぐに寝て早朝に原稿。ますます朝型になってきた。昼便で東京戻り。
というわけで買ってしまいました。一眼レフ。ちょっと前から何人かのカメラマンさんにしつこいほど相談させていただいた結果がコレ。水曜日に届いてたんだけど、ようやく今日、メモリだとかレンズ保護フィルターだとかカメラ用のバッグだとかの付属品もろもろを買ってきて使える態勢になった。今年1月にミラーレス一眼を買って、なるほど写真てこう設定するとこうやって撮れるんだというのが初めてわかってちょっとおもしろくなったのと、あとこれは以前から思ってたんだけど、地方とか海外とか自分以外に取材する人がほとんどいないときにはやっぱり写真もちゃんと撮らないとという思いがあったので。「買おうと思ってるんだけど」と宣言したときにあるカメラマンから「十何年も競馬場で取材して、今まで写真を撮ってこなかったのを悔しく思いませんか?」って言われたけど、それは99%思いません。ゴール写真を撮るのと、生でレースを見るのは、ぼくの中では両立しないので。今はほとんどどんなレースでもあとからネットでレース映像を見られるようになったけど、それはあくまでも映像であって、レースのときの競馬場全体の空気というのは見ているときにしか感じられないもの。その空気がゴール写真を撮影することに集中するとほとんど感じられなくなってしまうので。それをあらためて思ったのがフランケルの引退レースとなったチャンピオンSで、たまたまプレス用の席がゴールからわりと近かったもんだから、ちょっと日和ってミラーレス一眼でゴール写真を撮ったらやっぱり自分の記憶としてレースの印象がまったく薄いものになってしまったという。ま、その写真を使ってもらえたから結果的にはよかったけど。というわけで業務上必要なとき以外には、カメラを持って競馬場にいても、これからもゴール写真はあまり撮らないと思いますよ。
競馬●父バーナーディニのゼニヤッタの半妹(3歳)、エブルイサントEblouissanteがハリウッドパークでデビュー勝ち。8頭立ての後方2番手を進み、3~4コーナーで外から進出すると、直線で前をとらえて突き放した。2着のチェスナットムーンに4 1/4馬身差をつけた。●ヒルンデールファームの来年の種付料。
本日のワイン●シャトー・ペスキエ、テラス・ヴァントー・ロゼ2011。2杯飲んだだけで寝落ち。
Comments
同意です。あっしも同じ本体に明るいレンズを買いましたが、レース写真は撮る気ゼロ(*^_^*)
こちらは斎藤さんとは逆で、これからミラーレスを購入予定。エアアジアとかジェットスターに乗るとき、そんなカメラを持っていくと、それだけで手荷物の無料エリアをオーバーしてしまうのです(>_<)
Posted by: あさのです | November 17, 2012 09:49 PM
わたし、ミラーレス一眼がニコンで、今回買ったのがキヤノンで、という状態で、ニコンとキヤノンでは操作性にいろいろ逆な部分があって、それはある程度わかっていたので、一眼レフもニコンにかなり傾いた時期もあったんだけど、ニコンだと教えてくれるカメラマンさんがあんまりいなかったという。
なわけで、ミラーレス一眼も、もうちょっと値段が下がったらEOS-Mにしようかと思ったり。そうすればレンズも使い回せるし。
Posted by: さいとー | November 18, 2012 11:05 AM
私もそうなんですよ〜と後でゆっくり書き込もうと思ってたの思い出し、今さらですがコメントします。私もばんえい記念、横で一緒に移動したいです…でも、ゴール後の騎手のやりとりとかを見たいので正面。体が二つほしいです。
Posted by: ゆか | November 26, 2012 10:36 PM
ばんえい記念は、最初の頃はものめずらしさもあって、コースの向こうで厩務員さんと一緒に歩いて見てたけど、それではやっぱりレース全体が見えないので、最近ではゴール辺りのスタンドのちょっと高いところから定点観測です。たしかにゴール後のやりとりとか、最後に何頭か残った馬を応援する騎手たちは間近で見てみたいですね。次のばんえい記念はそうしてみようかな。
Posted by: さいとー | November 27, 2012 02:18 AM