ラストランヤエノリュウ
北京から朝便で羽田戻り。フェブラリーSに間に合うので府中に直行しようと思っていたのだが、馬に予防接種などがちゃんと行われていないらしい中国で牧場にも行ったので防疫的観点から府中行きは自粛。出社して仕事しながらフェブラリーSはテレビ観戦。「いよいよ海外へ」という国内の壮行的レースって、断然人気になってけっこう負けることが多いような。古くはライブリマウントの東京大賞典&川崎記念とか、最近ではエスポワールシチーの南部杯とか。トランセンドもそのパターンではないかと別のところを狙ったのだがそれでもハズレた。
競馬場に行かなかったおかげで、ばんえいで共有していたヤエノリュウのラストランをスカパー!の中継でリアルタイムで見ることができた。2歳のデビューから明けて7歳になった今まで、「15勝を挙げた」といえばすげー活躍したようにも思えるが、獲得した賞金は180万円余り。それがばんえい競馬の現実。賞金が馬券の売上による変動制だった年もあり、出馬表などに示されている賞金が満額支給されないこともあったので、実際に手にした賞金はさらに少ない。地方競馬の賞金体系だとか出走手当だとか預託料だとかは知識としてなんとなくわかっていても、実際に馬主になってみて実感できたのは貴重な経験。高い授業料だったけど(笑)。以前にも書いたように、種牡馬として引き取ってくれる方がいて一安心。
競馬●福山プリンセスカップ。2番手から3~4コーナーで先頭に立ったクーヨシンがそのまま押し切って勝利。重賞4勝目。逃げたカンピオーネロサがゴール前盛り返して1馬身半差2着。一旦は勝ち馬の直後に迫ったホッカイキコチャンはアタマ差3着。●飛燕賞。ぴたりと2番手追走のエスワンプリンスが3コーナーで先頭に立つと直線突き放して重賞初挑戦での勝利。逃げたダイリンウィークが4馬身差2着。9馬身離れた3着にガイヤクイン。ガルホームは4着。●香港G1香港クラシックC(シャティン1800m):縦長の中団を追走した伏兵ザイダンが直線半ばで突き抜けて重賞初勝利。後方追走のスイートオレンジが直線大外から迫ったがハナ差届かず。1馬身半差3着にドミナント。1番人気フェイフェイは4着。ザイダンて、財団?●G2サンヴィセンテS(サンタアニタ7F,3yo):4頭立て一団の2番手を追走したドリルが、逃げたアメリカンアクトをハナ差とらえて勝利。1番人気クリエイティヴコーズは3着。●G3ハリケーンバーティS(ガルフストリームパーク6.5F,4&up f/m):スタートから前で2頭が競り合い、アールホリデイムードがファニーサニーをクビ差で振り切ってグレード初勝利。1番人気ハースマイルは2馬身半差3着。●リチャード・ヒルズがドバイワールドカップカーニヴァル終了後に引退。ずっとシェイク・ハムダンの勝負服しか着ていないような印象だが15年間ですか。
本日のワイン●西友で買ったヴァンムスー、フランソワ・ブッシェ、ブリュット・ブランドブラン。
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