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November 26, 2006

悲壮感漂う勝利者会見

本日も午後から府中へ。昨日のお客さんの少なさに比べて今日は歩くのもわずらわしいほど。入場人員も前年比でJCダートの土曜日は92.6%だが日曜日は125.7%だったらしい。さすがディープインパクト。しかしJCの売上げは95.9%だったと。ぼくの馬券はハーツクライからだったので昨日に続いて箸にも棒にもかからず。しかしこのメンバーなら逃げるかもと思ったコスモバルクは最後まで我慢していいレースをした。このメンバーでこの着順着差は精一杯の力の差だと思う。終了後の勝利関係者共同会見。宝塚記念のときは最初に出てきた馬主さんが今回は出てこなかったのが残念。騎手や調教師よりもむしろ話を聞きたかったのだが。共同インタビューの場所が最初わからず池江調教師のインタビューの途中から会場に入ったのだがそこにはおよそ勝利関係者のインタビューとは思えないほどの悲壮感が充満していた。この2カ月弱の苦悩とかなんとか…。終了後はもう十何年も続く競馬つながりの仲間とバランスオブゲームお疲れ様などを兼ねて宴会。1軒だけで帰ろうと思っていたのだが同じ店で2次会をやってさらにカラオケまで行ってしまった。けっこうな雨になったがレース中に降ってこなくてよかった。
サンモリッツでのスキーのワールドカップが雪不足で中止。早めに行っとかないと本気で氷上競馬もできなくなるかも。

競馬●ばんえい北見記念。最初に仕掛けたアンローズが先頭で障害を越えると後続を寄せつけず完勝。ひと腰めでバランスを崩しひざをつきそうになったがそれを立て直したのは騎手の腕か。3番手で障害をクリアしたトモエパワーが2着で人気どおりの決着。5番手のサダエリコが最後3着まで押し上げたのは馬場適性か。2番手で障害を越えたミサイルテンリュウは勢いなく5着。●水沢白菊賞。菅原勲オーナーズスキャンが2番手追走から向正面早め先頭で押し切った。直後の3番手を追走した1番人気クールビズは最後まで差を詰められず1 1/4馬身差2着。3着マツリダワルツ。●福山初のサラ重賞ヤングヒーロー。好ダッシュでハナを奪ったスターゴールドが逃げ切り。父ディアブロ。3番手追走のサンアルカローラが半馬身差2着。3着にスタート後の3~4コーナーで外から進出し2番手を追走したサクラハート。●佐賀・九州ジュニアチャンピオン。荒尾の九州ジュニアグランプリで7着に敗れていたハシリノキョショウが逃げ切り。父バブルガムフェロー。ぴったり2番手追走のギオンパワーが一旦は離されたもののゴール前で差をつめ3/4馬身差2着。1番人気フーマは中団まま5着。●南アG1サマーカップ(ターフフォンテン2000m):伏兵が上位を占める波乱の結果で勝ったのはMALTEME。クビ差2着にライクイットホット。人気のハンティングタワーは5着、シルヴァーポイント7着。●G1ハリウッドダービー(ハリウッドパーク芝10F,3yo):期待されたブラザーデレクは疝痛のためスクラッチ。断然人気のショウイングアップが直線で先頭に立って完勝。セクレタリアトSに続くG1制覇。最後方追走のフランス産オブリガードが2 1/4馬身差2着。3着イワンデニソヴィッチ。●G1メイトリアークS(ハリウッドパーク芝8F,3&up f/m):後方を追走したジャドモントファームの1番人気プライスタグがゴール前追い込み半馬身差で接戦を制した。今年の仏1000ギニーは1位入線も3着降着でこれが北米移籍緒戦だった。2着にもやはり後方から追い込んだスリーディグリーズ。早め先頭に立っていたポムズフライツはアタマ差3着。ハリウッドパーク第5Rのパドックでパトリック・ヴァレンズエラが馬に蹴られ肋骨3本骨折。ラッセル・ベイズがベイメドウズで2勝を挙げタイ記録まであと2勝と迫った。

本日のワイン●和食「たか田」にて。薦められたので今年の初ヌーヴォー。ポール・ボーデのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー06。やはり値段を考えると微妙(誤解のないように書いておくと市価を考えればこのお店の値付け自体は至極まっとう)。その後ロスヴァスコス・カベルネソーヴィニヨン04。居酒屋で安心して飲める赤。同じ店の二次会でフルーティーでとってもおいしい日本酒。アテに出された酒盗だか塩辛だかがうまかった。カラオケにてハウスワインの赤。
ところでポール・ボーデという作り手を検索していて面白いものをみつけた。コレくらいがおそらく最安値かと思うけど船便にするとこんなに安くなる。解禁日に競って飲むヌーヴォーなんてのは金額の4割くらいが航空運賃なわけですな。

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